事務局長賞|2020年度・第3期|岩永大吾

事務局長賞

受賞者:岩永大吾(初)

選考期間

令和2年4月1日~
令和2年6月30日の3ヶ月間

授賞の決め手となった理由を教えて下さい。

不死鳥!

とにかくお前は、持ち前のど根性で蘇った。

神宮予選の尾道戦。

絶体絶命のあのシーン。

よくあそこで、あのバッティングができた!

完璧。お前がMVP!

最後に、この選手へのメッセージをお願いします。

長い長いケガとの戦いから、よくぞここまで這い上がってきた。

腐らずにとは言わん。

諦めずにとも言わん。

自分を信じてなんて…きれい事など絶対に言わん。

 

ここまでたくさん腐ってきたと思う。

自分にも諦め、周りにも八つ当たりし、何度も野球をやめようと思ったかも知れん。

 

それでもや。

それでも、グズグズ言いながらもやり続けてきた。

その「やり続けた」姿勢が、ようやくここで花開いた。

 

戻ってきた場所は光り輝くマウンドではなく、ワンチャンスに賭けた代打という「打席」やった。

それでも「この場所」に戻って来れたこと。打席に立てたことに、誰より嬉しかったのは「お前」やったはずや。

 

その「喜び」を絶対忘れるな。

人はやり続ければ、必ず「光」は見えてくる。

高校に上がっても、その光を求めて、今以上に「継続」する孤独さと素晴らしさを後輩たちに教えてくれよ!