事務局長賞
受賞者:久保旺介(初)
選考期間
平成30年9月1日~
平成30年12月31日の3ヶ月間
授賞の決め手となった理由を教えて下さい。
入団してきたときから、ずっと気にして見てきた選手の一人。
この夏、3年生が抜けてから、一番伸びてきた選手。
未完の大器が、ようやく目の奥に炎を灯し始めた。
まだまだ求めるものは多いが、期待と応援を込めて2019年の一発目は旺介がMVP。
最後に、この選手へのメッセージをお願いします。
旺介に関しては、体験入団のノックの時から身体能力とセンスに光るものを感じていた。
しかし、いかんせんお前は「元気」と「覇気」がない。
「元気が売り」のウチに家族になったのだから、コイツもそのうち声も出るやろう…とタカをくくっていたが、なかなかオマエは呆れるくらい覇気が無い(笑
個人的な意見だが、野球人にとって、この二つがないと「伸びしろ」はないと思っている。
この子はこのまま終わるんかのぅ…と半分諦めかけていたが、この夏から秋にかけて、急にコイツの目の色が変わった。
なにがコイツに火を付けたのかは解らないが、人が変わる瞬間なんて、得てしてこんなもの。
昔、何かのCMで「やる気スイッチ」というフレーズがあった。
恐らく、旺介のどこかに「そのスイッチ」があり、そしてお前が「そのスイッチ」を入れたのだろう。
自分に足りないものはなにか?自分が越えなければならない壁はなにか?
その答えを探しに、旺介は今、これまでの野球生活の中で一番真剣に「野球」と向き合っている。
きっと答えは泥だらけになった練習着と、豆だらけになった手のひらが教えてくれるだろう。
おっしゃ~旺介! ウチで一番、声と覇気出して~ まぁ~だ、まだやるでぇ~!