2025年度 日本リトルシニア
第2回中国連盟 秋季中国大会 |
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日 時 | 令和6年10月14日(月祝) |
球 場 | 鶴岡一人記念球場 |
第2試合 | VS 山口東 負0-9 |
結 果 | 敗退(ベスト8) |
新チーム最初の公式戦となる秋季リーグを昨年に引き続き2位通過で、なんとか本選出場を決めた!
しかし、内容は全体の11位となり、数年ぶりに野村謙二郎CUPの出場が途絶えた。
予選内容も不安の残る内容だっただけに、本選での奮起を期待したい!
初戦の広島西戦は、予選と同じように、フラストレーションの溜まる内容だった。
勝った我々も、なぜ勝てたのかが分からないほど不思議な試合だったが、その不安が見事に準々決勝で浮き彫りとなった。
試合内容や、個々へのアドバイス云々の問題ではない。
ただ一言。
練習あるのみ。
ただそれだけ。
ひとつだけ追記がある。
「ただ来るだけ」
「ただ振るだけ」
「ただ放るだけ」
「ただ守るだけ」
の繰り返しなら、もう要らない。
親の大事なお金使うてまで来んでええ。
家帰って寝とけ。そんな選手はウチにはもう要らない。
本気で勝ちたくて。
本気で神宮行きたくて。
そして、本気で強い男になりたいヤツだけ島に来い。
それ以外はもう要らない。
わしゃ誰より負けず嫌いじゃけん、試合に負けたときのホームページ更新はしとうなかった。
でも今回は敢えて速攻で載せたる。
このスコアをよう見とけ。
毎日毎日、目を逸らさず、このスコアをその目に焼き付けとけ。
この現実から逃げるな。
山口東の子どもたちが、楽してああなった思うか?
今のお前らと同じ気持ち、同じ練習量で、ああなったと思うか?
あの太もも。
あのケツまわりの筋肉。
あの上腕二頭筋のたくましさ。
そしてあの、人を見下ろす、堂々とした風格と自信。
今のお前らと同じような気持ちで野球に取り組み、そして日々練習して、ああなったと思うか?
冗談じゃない。
今のお前らとは性根と覚悟が大人と子どもくらい違う。
今のお前らじゃ、1万回やっても絶対勝てん。
今日やった相手はドジャースなんか?選手はみな大谷翔平か?
お前らと同じリトルシニアのチームじゃろうが! お目らと同じただの中学生じゃないんか?
あの子たちにできて、お前らにできんのなら、ただの努力不足じゃないんか!
いつまでパジャマ着て寝とんや?
いつまで布団に入っとんや?
もう11月がくるんど?
年明けたら1ヶ月後にゃ春がくるんで?
春負けたら1ヶ月後にゃ日本選手権がくるんで?
それ負けたら、はぁもうお前らには道はないなるんで? 終わるんで?
お前らそれでエエんか? 悔しゅうないんか?
いつまで明日がある思うとんや?!
はぁ! たいがい目ぇ覚ませや!
ここから長い長い冬が始まる。
その長い冬でお前らの「真剣さ」がわかる。
実力は十分にある。
なのになぜ、毎回毎回お前らは、肝心な大会で悔し涙を流す。
なぜ、同じ失敗ばかり、何度も何度も繰り返す。
その理由はきっとお前らにも薄々わかってきたはず。
「そこ」を本気で越えてゆける選手が何人おるか。
好き勝手厳しいこと書いたけん、もうわしゃなんも言うことはない。
ここから以降。これ以上チャブチャブ言わず、卒団まで黙ってじっくり見させてもらう。
お前らの本気とやらを。
明日から気を引き締め直し、また一から出直しである。
お父さん、お母さん、歯痒い気持ち、悔しい気持ちはよう分かる。
わしも十数年前は、ただのアツい保護者じゃったけん。
でも家では絶対怒りんさんな。
わしらじゃ親が怒って変わるくらいなら、こんならとうの前から変わっとる。
こんならの尻に火が点かん限り。
コイツらが本気で悔しいと思わん限り。
絶対、子どもは変わらん。
今のコイツらは「悔しい」とは思っとるが「本気で」悔しい」とは思うちゃおらん。
どこか少し「他人事」で… まだまだ次がある。くらいにしか思うとらんのですよ。
ドライと言うか... どこか冷めとんですよ。
本気で悔しいと思うたら、口なんかききゃせんですよ。ジッとしとるんが歯痒くて、ウズウズして、気がつきゃ無意識にバット振ってます。
そして「目」がぜんぜん違う。ビックリするくらい違う。本気になったヤツの目の色は。
コイツらがそうなるまで。
わしらがなんぼ言うても絶対変わらん。
ただ、コイツらの気持ちも、ちいと分かるんです。
悔しゅうないヤツなんか一人もおりゃせん。
そりゃ歯痒ええよ。そりゃ情けないよ。そりゃ悔しいよ。ほかの誰より!
そがなときに、グランドで監督コーチにこっぴどく叱られ…
2時間、3時間…説教され、
悔しゅうないんか!情けのうないんか!お前ら漢か!と散々怒声を浴びせられ…
クタクタになって家に帰って、また同じように、
悔しゅうないんか!情けのうないんか!とまた同じような説教を浴びせられ…
挙げ句の果てには、やる気がないなら辞めちまえ!
そりゃ… 大の大人でも心は折れる。
実際、それで何人もの子どもたちの瞳から火が消えてゆくのを何度も何度も見てきた…
ウチの子で、負けてヘラヘラしとる弱虫なんか一人もおりゃあせん。
そりゃ悔しい! ワシらじゃ、親なんかより、ズッとズッと悔しいはずじゃ!
じゃけ、今はコイツらの反骨心を信じましょう。
なんぼ大人がアツうなっても、肝心のこんならに火が点かにゃ種火にもならん。
何回も言うが、コイツら、ホンマにエエもん持ってます。
どこに出しても恥ずかしゅうないくらい、メチャクチャ光るモン持ってます。間違いなく。
言いたい気持ち、説教したい気持ち、歯痒い気持ちをグッ...と堪え...
今はただ、コイツらの底力を信じてやってください。
そして、皆さんの大切なコイツらを。あと半年間、うちの伊藤と指導者を信じて預けてやってください。
絶対に強い漢にしてみせます。
引き続き、31期生の子どもたちにアツい声援をお願いします!