【コラム】臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

話は変わりますが、僕は日本に生まれてきて、そして日本という国で生きてきて本当に良かったと思っています。
それは日本に「四季」というものがあるからです。
四季があるから、僕たちは様々な感動を味わうことができるんです。
冬の寒さや厳しさも… 時が経てば、やがて柔らかな日差しと共に桜の花びらが一枚づつ開花していきます。
その花びらを見るたび「春が来たんだなぁ…」と幸せな気持ちになれます。
そんな幸せな気持ちを味わえるから… いつかは春が訪れることを知っているから…
僕たちはあの、厳しい冬を越す「勇気」と「希望」を持つことが出来るんです。
そんな四季を生まれたときから経験し、感じ、そして過ごしてきた僕たちには、もっと大切な4つがあります。

それが「喜怒哀楽」という感情なんです。

僕たちは人間なんですから…
喜ぶときは思いっ切り喜べばいい。怒るときは真剣に怒ればいい。哀しむときはトコトン哀しめばいい。
楽しむときは…心の底から楽しめばいい。
一番いけないことは、その気持ちを自ら抑え込んでしまうことだと思います。
人間が感情を封印してしまえば表情がなくなります。
表情がなくなれば…それは人が人でなくなってしまう瞬間だと…僕はそう思っています。

2013年6月25日 | カテゴリー :