平成27年12月20日(日)江田島公園グランドにて、2016年度硬式野球無料体験会が盛大に行われました!!
今年は昨年の反省も踏まえ、広島瀬戸内ファミリー全員が初心に返り「今日の僕たちがこうやって「硬式野球」をさせてもらえるという原点」をもう一度思い出すことにより…
今年はなんと!!
我々の想像を遙かに超える、総勢42名の小学生たちが参加して下さいました。
体験会当日は、参加する子ども達を心から歓迎するかのような晴天に恵まれ、10時~15時までという時間が、本当にあっと言う間に過ぎ、開始から終了まで、終始子ども達の笑顔と元気の良い声が江田島の空に響き渡り、僕たちも胸と目頭が熱くなる…そんな素敵な一日となりました。
説明会場の席でも、伊藤総監督がお伝えしましたが、
キミたちが僕たちと同じ夢を見て、そして僕たちと同じユニフォームを着てくれれば、それはそれで「最高のカタチ」かも知れません。
しかし、僕たちが心の底から願うのは「この42人の子供たち全員が「野球」を続けてくれること」が一番のオモイであること。
それは本当にきれい事や社交辞令ではありません。
勿論、チームの関係上、我がチームへの加入を薦めることは当然のことですが
「ウソ」や「無理」をしてまで、君たちという純粋な少年と歩んでゆこうとは思わない。
本心を言えば、どのユニフォームを着ようが、どこのリーグに所属しようが…
本当はどうだっていい。大した問題じゃない。
精一杯のオモイを伝えても、我がチームを選んで貰えなかったというのは、それだけ我がチームに「まだ魅力がなかった」ということ。
野球も恋愛も在り方や考え方は同じ。
相思相愛じゃないと、必ずいつの日か別れのときが来る。
互いが互いを尊敬し、互いに惹かれ合って初めて「信頼関係」が生まれる。
「ウソ」は必ずバレるもの。
「無理」は必ず自分自身を壊してゆくもの。
互いが「ありのまま」の姿で歩んでゆける歩幅が…一番ちょうどいい。
今日、ここに訪れて下さったキミたちとは、今日初めて逢った子など、実は一人もいません。
呉地区少年ソフトボール連盟が運営する、春季大会や秋季大会の会場で…
そして11月1日のあの日…
僕たちは、キミたち全員と向き合い… そして出逢っているのです。
その「出逢い」という「ご縁」を下さったのは…
江田島市や呉市という小さな街であり…ソフトボールであり…
そして「野球」というスポーツなんだ。ということ。
だから僕たちは、今でも心の底からこの「野球」や「ソフトボール」に感謝しているのです。
だって、この野球という縁がなければ、キミたちとはもちろん、
今いる14名の大切な子供たちとも…出逢えなかったのですから。
だからこそ、「野球」を通じて出逢ったキミたちには…
目の前にいる42名のキミたちには…
絶対に「野球」をやめて欲しくないのです。
野球を続けていれば、またいつかどこかで逢える。
野球をしてさえいれば、キミたちの元気な「声」と「笑顔」を見ることが出来る。
それが例え違う色のユニフォームであろうと…
違うリーグで競技していようと…
野球を愛するというキモチに国境や資格などない。
北は北海道から…南は沖縄まで。
全国に散らばる「野球人」の共通の幸せって…
本当はこんなシンプルでちっぽけな… ネットワークだけなのかも知れません。
第2回は来年1月17日(日)を予定しています。
第1回の日程に都合がつかなかった方々、もう一度体験してみようと思われる方々…
是非また江田島にお越し下さい。
野球が大好きなおっさんと… 14人のアニキたちが…
キミたちと「野球」が出来ることを愉しみに待っています!!