先週の広島南大会で待望の今シーズン初Vを飾った21期生が、伝統の尾道大会の準決勝に駒を進めたが、健闘奮わず惜しくも第三位という結果に終わった。
準決勝の舞台は、先日の神宮予選の傷がまだ癒えない「尾道しまなみ球場」でのリベンジゲームとなったが、さすがにこの大会では「欲」が見え隠れしたのか、初回から大事な場面でのミスが目に付き、終わってみれば16-3という大敗で敗れ去った。
昨日まではようやくお家芸の「のびのび野球」で白球を追いかけていただけに、選手も首脳陣も悔しさで唇を噛みしめた。
しかしながら、泣いても笑っても残り大会はあと一つ。
ここまできたら「優勝」云々ではなく、
1試合でも多くグランドに立ちたい…
1球でも多くフルスイングしたい…
1秒でも長く…
この蒼い伝統のユニホームを着て
この仲間たちと「瀬戸内らしい野球」をしたい…
そんな”オモイ”を、選手ひとりひとりが全面に打ち出して「中学生最後の夏」を愉しんでほしい。
さぁ!オマエらの最後のステージが今ここに!!
最後の一球まで、悔いのない「瀬戸内野球」を魅せてくれ!!